どうも。
最近タロットを勉強中のアラタです。
タロットってすごいんですよ。（小学生並の感想
一枚一枚の図柄に、いろんなモチーフが散りばめられて、複合的なイメージになってるんです。
今日はそのタロットのモチーフを使ったであろうアニメの演出を発見したのでそのことを書こうと思います。
だいぶマニアックな記事になります！
アニメ版エヴァンゲリオンED
アニメ版のエヴァのエンディングをご存知だろうか。
水面に揺らぐ月と、クルクルと回る逆さの女の影の後ろでfly me to the moonという曲が流れるというものだ。
この絵の繰り返しのみという、一見味気ないエンディングなのだが、
タロットの知識を使って読み解くと、深い意味が隠されていることがわかる。
タロット：月のカード
タロットカードの大アルカナ１８番目「月」のカードを見てみよう。
月とともに描かれるのは、二匹の狼とサソリ、そして足元には細波で揺れる水面である。
この絵に描かれる夜の世界は、月の満ち欠けが示す不安定さや、水面のさざなみが示す心の動揺など、
「先の見えない不安」や「相手が何を考えているかわからない不安」というものを示している。
特筆すべきは、このカードには人物が一切描かれていないということだ。
このことは、自らに主導権がないということを示している。
庵野秀明監督の悲痛な叫び
エンディングの絵に戻ろう。ここに描かれているものはさざなみに揺れる水面と、そこに映る月である。
完全にタロットのモチーフと重なるのではないだろうか。
これはまさに、何かが不安定な存在であることのメタファーである。
それでは何が不安定なのだろうか。これを読み解くキーがクルクル回る女性の影（逆さ）である。
これは、「このアニメで描かれる女性は不安定な存在＝虚像である」ということを示している。
ここでさらに重要なのが影であるといことだ。この絵の中には人物が描かれていない。
つまり、庵野監督にとって女性というもの（＝恋愛）が、思い通りにいかなかったということを示しているのではないか。
実際、インタビューなどで庵野監督は、失恋をきっかけにエヴァを制作した旨の発言をしている。
庵野監督が女性と付き合う中で、自分の理想としていたアニメキャラのような女性像が崩れ落ち、
それでも、女性に対する幻想が捨てきれず、失恋しまったのではないだろうか。
そのような、監督の女性に対する不安な気持ちが、このエンディングから読み取れる。
エヴァのエンディングに描かれたものは、監督の失恋に対する悲痛な叫びだったのだ！
まとめ
・月のカードからエヴァのエンディングを読み解く
→女性に対する不安な気持ちが読み取れる
・エヴァは庵野さんの失恋から生まれた
ここまで書いといてアレですが、半分くらいオタクの妄想です。
本気にしすぎないでね笑
了
