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雑記4~初心者でも楽しめる美術館の歩き方

どうも、スギヒノキブタクサ全部アレルギー持ってます。後藤です。

 

先日、菊池君と田邊さんと三人で西洋美術館の常設展を回ってきました。

配置変わってたり、新しい絵入ったりしてておもしろかったですよ。

 

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さて、美術館と言えば、高尚なイメージが付いていて、行って見たいけど敷居が高そうで踏み出せない人や、なんか小難しくて面白くなさそうというイメージを持った人が多いように感じます。

 

そういうイメージは、美術好きとしては悲しいので、あまり美術に造詣が深くない人向けの美術館ガイドを書いてみようと思います。

 

結局みんな一枚一枚まじめに一生懸命見ようとするから疲れるし、小難しいと感じるのかと。動物園行く感じの軽い気持ちで行けば、そんなに堅苦しいものでもないんですよ。

 

というわけで

 

 

 

 

いってみましょう!

 

 

 

美術館に入る前に

 

まずは美術館に入る前に、こんなことに注意したら楽しめるよっていう心構えを書いていく。

 

展示されている美術品をそんなに高尚なものと思わない

 

いや、対して価値がないって言ってるわけではなくて。

 

美術の価値は、頭のいい人や、お金持ちだけしかわからないようなものではないよって話。

 

高尚なものや、歴史的に価値のあるものだから、予備知識入れてかないのは、失礼だとか、通じゃない、みたいに言う人がいるけど、間違ってる

 

確かに宗教画とか、高尚な目的で書かれた作品もたくさんあるけど、歴史的に見て大衆向けに楽しんでもらう娯楽として絵画や彫刻が作られてきた側面がつよい。

 

教会に飾ってある絵とかだって、一般の人が見てわかりやすく教義を伝えることが目的だ。

 

そういう本質から考えたら、予備知識とか持たずに、ぼへーって見てても良いんだよってことをまず言いたい。

 

 

どれか一個買うとしたら

 

もし、自分が展示品の中からどれか一個買うとしたら、どれを買おうかな?

 

って考えながら展示品を見る。

 

歴史を学ぼうとか、美術品から何かを感じ取ろうとか、そんなくだらないことは考えない。

 

もっとくだらない妄想をしながら展示品をみてみよう。

 

そうしたほうが、素直に入ってくると思う。

 

 

美術館という格式高いイメージをすてて、何も考えずに気軽に入ってみよう!

 

 

美術館に入ってから

 

美術品が高尚なものだっていう考えを捨てて、どれ買おっかなー?っていうウィンドウショッピングな気分になったら、いよいよ入場してみよう。

 

入ってからの注意事項を挙げていく。

 

一枚一枚に時間をかけない

 

基本は流し見でいい。

一目で気に入った展示があったら立ち止まってじっくり見る。これが基本。

 

私の場合は、2周したりする。

1周目で、ざっと全体に目を通して、気に入った奴に目星を付けて、

2周目で、目星を付けた展示をじっくり見る

といった具合だ。

 

別に、2周する必要もないが、対して心に響かない展示で時間を食う必要はもっとないので、後述する写真で一言で、何も思いつかなかったらスルーでいいと思う。

 

 

写真で一言

 

ここからは流し見の仕方について。

大喜利とかでよくあるじゃん。なんか写真出てきてそれに対して面白いこと言う奴。

それとおんなじ感じで展示品を見ていく。

 

ツッコミを入れるって感覚。

 

そんな特殊なこと考えなくて良くて、自分が一番最初に思ったことを、一緒に来てる奴とかに言ってみる。うわ、キモ!とか、ここに描かれてる女の子めっちゃ可愛いとかそんなレベルでいい。

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めっちゃ三角!あと、左から二番目、なんで一人だけカメラ目線だよ。

 

とか。

 

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影濃!ってか、手前の女どういう感情のときの表情なの?

 

とか。

 

そこで自分の中で何か発見があるかもしれないし、一緒に来てる人が突拍子もないこと言い出したら、それも面白いじゃん。

 

あと、何にも思わなかったらその展示はスルーで良い。心に来ないもん一生懸命見たって仕方ないでしょ。

 

テキストを読まない

 

タイトルと作者が書いてある奴の隣とかに、長々とその絵の説明とか書いてあるアレ。

 

全部スルーでいいです

 

まあ、あまりにも気に入ったとか、好きな絵描きの奴だったとか、自発的にその絵について知りたいって思ったときだけ読めばいいと思う。

 

そんなもん読むより展示見ようぜ

 

音声ガイドのススメ

 

もしお金に余裕があるのなら、音声ガイドも結構お勧め。

 

テキストと違って、展示見ながら説明聞けるし、企画展とかによっては、ドラマ仕立てになってたりもするから、結構楽しい。

 

有名な俳優さんとか声優さんが音声ガイドの声やってたりもするから、そこも面白かったりする。

 

草間弥生とかの前衛芸術が全くわからん!って人は、音声ガイド聞きながら回ってみると、解説がすーっと入ってくるので、おもしろくなるかもしれない。

 

 

美術館を出てから

 

割と軽めのノリで展示を見終わったら、最初に書いた「買うならどの展示にするか?」を決めてみよう。

 

一緒に来てる人とかと、どの絵をどこに飾るか?みたいな話をしてもいいし、気に入った絵のタイトルをググッて、いろいろ調べても良い。後は自由だ。

 

 

 

以上、普段美術館行かない人向け美術館ガイドでした。

気になったらぜひ行ってみて下さい。お勧めは西洋美術館の常設展です。

モネとかロダンの「考える人」とか、結構すごいやつたくさんあります。

学生250円で入れます(ダイマ

 

お疲れ様でした

 

 

 

 

(了)