どうも。
Jeepers Creepers のチルドレン
にじのくろねこです。
今回は書きたいことっていうか、吐き出したいことがわんさかしてて雑になりそう。←毎回のこと
なんとかまとめていくぞ。
Vtuberを通して見えてくる未来のカタチ、人間のカタチ
はじめに
2Dもしくは3Dモデルのアバターを用いて、仮想空間上にて様々なコンテンツを届ける存在、「バーチャルユーチューバー」(以下: Vtuber と呼称)。
2016年12月に登場したキズナアイを筆頭に、2017年夏には電脳少女シロ、続いてミライアカリ、そして通称のじゃロリおじさんの衝撃的デビューなどを経て、2017年末からこの2018年の始めにかけて多種多様なVtuberたちが続々と登場。
バーチャル業界(?)で爆発的な盛り上がりを見せている。
そんな彼、彼女らに僕はドハマりしてしまった。
で、今回はそのVtuberがすげぇーっていう話をざっくりしていこうかと思う。
はい。
ステマだと思われようが構わんので、興味があったらとりあえず見てほしい。
上記画像の彼女、「電脳少女YouTuberシロ Siro」。
僕がVtuberにハマるきっかけになった今やVtuberの代表格の一人です。
と、ここからシロちゃんの話とかで1万文字くらいはいけるけど、今回、格Vtuberのキャラクターや持ち味などの話はしない。
動画を見てくだされば、もうその辺は十分伝わるだろうし、Vtuberの面白さを紹介しているところだと、にゃるらさんの記事とか、他にもまとめサイト等で十分見れるのでそっちを見ていただきたい。
ちゅーか、みんな個性豊かすぎてその辺の話は処理し切れん。
そういうのは置いといて、ほんのちょっと巨視(マクロ)的な話をしていきたいと思う。
具体的にはVtuberがお手軽な未来を提示しているよーという話。
未来のカタチ編
ねこます氏の登場
まずこちらを見ていただきたい。
こちら、“バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん”ことねこます氏。
一瞬「んんん?」ってなった方。
あなたの感覚は間違っていない。
もう肩書きからしてしっちゃかめっちゃかしている。
そう。
一見可愛らしい狐耳と巫女コスチュームを身に纏った少女の体をなしているが、その正体はれっきとしたおじさん。
キャラクターコンテンツにおいて、ある種タブーとされる「中の人」を敢えて前面に押し出したVtuberの一人だ。
彼(?)彼女(?)どっちだ...⁇?...ねこます氏はその登場以前のVtuberとは確実に一線を画していた。
ねこます氏登場以前のキズナアイやミライアカリ、僕の推しメンであるところのシロちゃんは、あくまで架空の存在としての概念性を強く保持している。
いわゆる
「中の人などいない」=「現実(中の人)と概念(キャラ)の切り離し」
である。
とか言ってみたが中の人なんていないゾ(念押し)
対して、ねこます氏は動画投稿当初に本職がコンビ二バイトで3D関連のクリエイター職に就きたいという目標のもとポートフォリオの一環としてVtuber を始めたという実在する人物としての背景や経緯を語っており、現実と地続きにあるところのコンテンツとして、Vtuber活動をしている。
つまりねこます氏は「現実(中の人)」と「概念(キャラクター)」が独立した事実として同居していることを体現する存在なのだ。
そしてこのねこます氏の登場を皮切りに中の人成分強めのVtuber がちらほら現れ始めた。
バリトンエルフさんとか。
要するに美少女アバター(概念)を冠するものの中身は男性(現実)と分かるVtuberである。
この現象はねこます氏やVtuberというコンテンツの影響もあるが、本質的には個人によるVR技術の探求が結実した形としてのVtuberが登場しているという側面が強いと思う。
これは「卵が先が鶏が先か」みたいな話ではなく単純な結果論で、誰もがVR技術を手にした時Vtuberというコンテンツの力に引っ張られるのではなく、VR技術の一つの産物としてVtuber(結果)が生まれていくという話。
※この辺の話を掘り下げるとVRchatの文化圏の話とかひいてはVR技術全般の話になっていきそうなので、割愛。(そこら辺の話わけがわかんにゃい…)
うーん分かってたけど言語化むずいなこの話......
VR技術の発展に伴う文化形成のことに関してはねこます氏のブログ参照
http://sp.ch.nicovideo.jp/nekomimi/blomaga/ar1426207
現実(ここ)からVR(あそこ)へ、VR(あそこ)から現実(ここ)へ
要するに、VRというのは画面の向こう側にあるだけの現実と乖離したコンテンツではなく、今ある現実の拡張の果てにあるものだということをねこます氏を見て感じとって欲しいなぁという話。
現実と概念が相反するどころか融合し、互いを補完しあう世界こそが、これから来るであろう未来、そしてVRの到達点だと思うのだ。
(それっぽく言うヤツ)
サマーウォーズの世界をもっと発展させたものだと思って欲しい。
まあでも、核心的には攻殻機動隊の世界が手っ取り早い例だとは思う。
まだまだVRの概念は浸透しきっていない部分はあるが、Vtuberの世界を理解することでその予習くらいはできる。
そして未来を最も手軽に体験でき、本格VRを受け入れる体勢を整える慣らし運転的な役割の一つとして、Vtuberはうってつけな気がする。
僕はもうとっくに人々の無意識(ソフト)の中では現実世界と概念世界は混ざりあっていて(SNSがいい例)、あとはそれが目に見えるカタチ(ハード)で現れるだけだと思っているのだけど、やっぱり今のところは現実とVRはお互いのポジションを確固たるものとして譲らず引っ張り合いをしているのだろう。
現実とVR、どちらかの立場に立つことで対岸を規定する発想から人々が抜け出すのはまだ先な気がする。
けど、最近の技術の進歩のスピードから言ってタカが外れたらけっこう前倒しでガンガン未来は来るんじゃないかなぁと。
その時、人類はVRとの融合をせざるを得ないと思う。
さて、伝えたかったことのおそらく40%も言語化できなかった.......もっと教えるのうまい人ェ...
Vtuberが面白いんだってことだけでも、ステマしまくって伝わってたらいいなぁ...
次回、人間のカタチ編に続く。
さようなら。